31.12.12

LAST DAY OF 2012♥

2012年も今日で最後ですね遂に*

今年は学業に専念した時間が多かったからか、長く感じたよ。
自分の将来に関係する動きが大きくあったし、アルバイトも新しくなって、いっぱい喜怒哀楽した充実の1年でした:)

特に夏楽しかった!
福島に行って素敵な出会いをしたし、
ライヴのお手伝いも何度かさせてもらって、貴重な体験が出来ました♥
それと、サマソニは今年はPassion Pit目当てで行って、期待以上によかったよ。
あと、フジに行けたのは本当に満足!なんと7年振り!勿論お目当てはThe Stone Roses!kooksもよかったよ。
あとは、9月母の誕生日に2人で台湾に行ったのも幸せな思い出!

今年は舞台も結構観に行かせてもらいました。
舞台は映画とは違って、役者さんの台詞と魂と熱が真っ正面から突き刺さってくる感じで、とてもロックでカッコいいね!と毎回感銘受けてました:)

あとはなんといっても映画!映画!
お買い物や飲み会とかたまーにしか行かないのにバイト代が溜まらないのは、こいつのせいです、映画さん。
今年も2012年劇場で観た映画ランキングトップ5と、DVD&劇場で観た映画のタイトルずらっと書きます。

1.レ・ミゼラブル
2.わたしたちの宣戦布告
3.Hugo
4.最強のふたり
5.果てなき路

●劇場で観た映画●
HUGO
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
ヘルプ
Artist
少年と自転車
男はつらいよー柴又より愛を込めて
Mott the Hoople
Doors/まぼろしの世界(カムバック上映)
ジョンレノンニューヨーク
ミッドナイト・イン・パリ
人生はビギナーズ
アヴェンジャーズ
ヤングアダルト
愛の残像
イラン式料理本
ヘルタースケルター
メリエス・ジョルジュの素晴らしき映画魔術
PASSION(濱口竜介監督/カムバック上映)
最強のふたり
わたしたちの宣戦布告
果てなき路
Mirror Mirror
One Day
恋のロンドン狂騒曲
Ruby Sparks
サイド・バイ・サイド
レ・ミゼラブル

●DVDで観た映画●
ひかりのまち
夏休みのレモネード
Me and Orson Welles
幸せの始まりは
ミルドレット・ピアース
ラジオデイズ
アパートの鍵かします
モンターニュ通りのカフェ
禁じられた遊び
ロリータ
奇跡のシンフォニー
悲しみよこんにちは
二十歳の恋
夜霧の恋人たち
家庭
隣の女
突然炎のごとく
シルビアのいる街で
Direction9
ダージリン急行
スキと言えるまでの恋愛猶予
イエスマン
ノルウェーの森
ヴェニスの商人
ペリクリーズ
ニューヨークニューヨーク
小さな泥棒
Blue
ぼくの妻はシャルロットゲンズブール
My Best Friend's Girl
ニューヨークストーリー
スプーン
フレンチな幸せの見つけ方
なまいきシャルロット
メルシーラヴィ
スローガン
ニコアイコン
愛の始まり
バッファロー66
私のイタリア映画旅行
アリスの恋
King Of Comedy
13 Love 30
I am not there
きみがぼくを見つけた日
男と女の不都合な真実
恋人たちの予感
男が女を愛する時
Hang up
I.Q.
フレンチキス
プレデュードトゥーキス
Land of Woman
Kate and Leopold
恋におぼれて
シティーオブエンジェル
私だけのハッピーエンディング
ジュリエットからの手紙
オールアバウトスティーヴラストソング
ニキータ
マリリンの7日間の恋
Mr.ロンリー
アニーリーヴォヴィッツ
キャンディー
モーヴァン
あなたのために
ゲットスマート
ウェディングシンガー
四角い関係
The Other Side Of Heaven
ウェイトレス
プライベートベンジャミン
夜更かし羊が寝る前に
ゲットスマート
ラブアンドドラッグ
Blue Valentine
偶然の恋人
恋に落ちたシェイクスピア
グラントリノ
パンナム
卒業
アンティゴネ
アニーホール
デンジャラスメソッド
戦艦ポチョムキン
マラソンマン
大統領の陰謀
タンタンの大冒険
Dead Man Walking
マイフレンドウェディング
アメリカンスイート
Duplex
ジェインオースティンの読書会
オースティン
サイドウェイ
恋のから騒ぎ
恋の骨折り損
セリーヌとジュリーは舟で行く
Island
私を離さないで
パーフェクトストーム
レイチェルの結婚
インテリア
カンタティモール
アンジップト
ルアヴールの靴磨き
くたばれハリウッド

あとは思い出せないけど、今年は沢山ラブストーリーみたよ:)

来年も沢山映画みて、ブログしようと思うのでよろしくお願いします。

良いお年を!!



30.12.12

「レ・ミゼラブル[Les Miserables]」#42

Finallyy!!! i saw this film today yaaay

遂に観て来ました、レ・ミゼラブル!!泣いて泣いて泣きまくりました。劇場出る時にはスッピンになっていました。
また年明けに観に行こうと思っています:)

率直な感想は、ヒュー・ジャックマンの演技と歌唱力にショックを受けたのと、トム・フーパーのレミゼの描き方は期待を上回っていました。
あの完璧なまでの臨場感あふれる映像と音楽とキャスティング!
終始鳥肌立っていて、中盤から涙腺をトム・フーパー監督に破壊されました。
私はミュージカル映画でよく”中だるみ”というものを体験するのですが、この作品では一切なく全てが情熱的で、舞台を観ているような迫力でした。
トム・フーパーの作品は、「英国王のスピーチ」でもそうですが、人物を正面から捉えるカメラワークが多いなと思います。

私たち観客がスクリーンに釘付けになり、登場人物に感情移入して完全にストーリーに入り込む事が出来るのは、彼が何を伝えたいかという事が明確で、それをカメラが捉えようとした時の対象物のアングルが正面で近距離であるからなのかも、なんて考えました。

またこのラッセル・クロウ演じる警察も適役でした。

ここで余談ですが、私と「レ・ミゼラブル」の思い出を。
初めて「レ・ミゼラブル」に触れたのが小学校3年の夏。家族でパリへ行った際舞台を観に行きました。今でも鮮明に覚えていますが、2階席の1番前の席で今日のように終始鳥肌を立てて感動しました。
ジャンバルジャンがパンを取って逃げ回るシーンで、舞台上の床が一部回転し衝撃を受けたのと、フランス革命のシーンでの発砲の音が大きくて本気で怖かったという記憶が強く残ってます。あとは、公演中に兄が隣ですやすや眠っていた事と、ぐらぐらしていた自分の乳歯が抜けた事も印象深くのこってます。笑
この頃書いた日記にも感動したと書いてあります。

文章ばか丸出し。笑

今日観たトムフーパーの「レ・ミゼラブル」は今年一番の作品です。(つい昨日まで「わたしたちの宣戦布告」が一位でしたが☻)
感動したと同時に、自分の普段の行いを見直し、当たり前の事に感謝しようという思いが湧き出て来ました。
この作品については多く語りません。とりあえず観てください:)

最後に、
週6で歌のレッスン、プライベートでは殆ど喋らないようにし、ホットレモンウォーターのみで減量に励んだというヒュージャックマンのインタヴューと、
彼が司会を務めた2009年度アカデミー賞で、衝撃を受けたアン・ハサウェイとのパフォーマンスを載せます:)

thanks for reading!

have a good new years eve!! xxx

27.12.12

「わたしたちの宣戦布告[La Guerre est declaree]」#41

ご無沙汰です。
レイジーな私、またまた更新を怠っていました。
今年も残りわずかですね!クリスマスも終わり落ち着いたので、今年劇場で観た1番好きな作品の紹介します。

「わたしたちの宣戦布告」trailer
内容をざっと。
クラブで運命の出会いを果たし、出産を経て幸せな家庭を築きつつあった2人のカップルが、突如発覚した息子のガンと闘うというヒューマンドラマ。
一見どこにでもありそうな映画のストーリーですが、”息子のガン”という重いテーマをただ悲劇的に描くのではなく、ポップな映像と音楽で喜劇的に描かれています。
シェイクスピアの代表作ロミオとジュリエットの名前をこの作品のカップルに当てていますが、これも悲喜劇をうまく操っている監督のユーモアがみれて面白いです。
というのもこの作品は主演2人の実話に基づいているストーリーであり、ジュリエット役のヴァレリー・ドンゼッリは、当作品の監督でもありロミオ役のジェレミー・エルカイムと共同で脚本を務めています。
この作品、ほんとうに1シーン1シーンが美しくて、セリフがなくても充分なくらい映像と音楽で構成されてると思いました:)音楽もアップテンポなもので現代的で、目新しいニューウェーヴの作品を見た感覚に陥りました!

あと、フランス映画のラブストーリーにありがちなセクシャルなシーンや不倫・裏切りなどの展開は一切なくて、2人の子どものアダムを中心に「無償の愛」がテーマになっていて、忘れがちな家族の愛情を考えさせられる素敵な作品でした。

ので、とにかくオススメです是非!

thank you for reading! xx



19.4.12

「好きといえるまでの恋愛猶予 [LA BANDE DU DRUGSTORE]」#40

このタイトルなんだか少し照れるけれど、この映画美しくて好きなので紹介します:)


trailer
このトレイラーじゃ良さが伝わらないので ちゃちゃっと内容も紹介します。

60年代フランス。シャンゼリゼでやんちゃな仲間とつるみ、女性を”お遊び”の対象としてしか見ていなかった男フィリップが、ある日ハウスパーティーでシャーロットという女の子に一目惚れをするところから始まるこの作品。
シャーロットもフィリップも互いに惹かれあっているのに、プライドが邪魔をし、素直になれないまま年月だけが過ぎく。若さと美貌ゆえに、好奇心で火遊びをする2人だったが、つねに心にいるのはお互いの存在であった。
この作品の見所は、ビジュアルのこだわり。
映像はもちろん、60年代のすました若者ファッションや、ヨーロピアンなアンティーク、サウンドトラックも良い。
そしてなんといっても キャストが皆美しい。
プライドが恋愛の障害になる切ないストーリーが、美しい絵の中で描かれているのでうっとりしながら見てしまいました。
途中「そんなに脱がなくても」と思うほど大胆なシーンもありますが、アートでも性描写が多いフランス人にとって、男女が交わるシーンこそ"美"であり、"リアル"なのだと、フランス映画を見ると思わされます:)

Director: François Armanet

Stars:Mathieu Simonet, Cécile Cassel and Aurélien Wiik


ぜひ♡
have a good day xx

4.4.12

「靴をなくした天使 [Hero]」#39

春ですね~*
今日は靴をなくしてしまう夢を見て、朝から「この映画についてブログしないと」という使命感に駆られているので、書きます。笑

movie trailer
ダスティンホフマン演じる主人公バーニーは、犯した罪により裁判所に通う日々を送っていた。
弁護士のアドバイスでバーニーは収監命令を免れる為に息子に会いに行くが、その途中で飛行機の墜落事故に遭遇してしまう。炎上する機内の中に飛び込み救出作業に当たったバーニーのとっさ行動と、彼が落とした靴をめぐって、思わぬ方向に物語が展開さてゆく。
大好きなダスティン・ホフマンとジーナ・デイヴィスが出ているというだけで◎
この二人の名演技によって、このシンデレラストーリーに、自然と入り込める作品となっています。
ストーリーの展開が興奮するし、所々ユーモアがあって面白いのでお勧めです。

これを書くに当たって、監督を調べて知りましたが監督は「がんばれ、リアム」や「クイーン」を手がけたスティーブン・フリアーズでした。

さ!これから私は学校なので、今日は短く終わります。
thank you for your reading!X
Hero
Directed byStephen Frears
Produced byLaura Ziskin
Written byLaura Ziskin
Alvin Sargent
David Webb Peoples
StarringDustin Hoffman
Geena Davis
Andy García
Music byGeorge Fenton
CinematographyOliver Stapleton
Editing byMick Audsley
Distributed byColumbia Pictures
Release date(s)October 20, 1992 (1992-10-20)
Running time117 minutes
CountryUnited States
LanguageEnglish
Budget$42 million
Box office$66.5 million
from wiki

12.3.12

「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い [Extremely Loud and Incredibly Close]」#38

1日にヒューゴの後にみた作品:)
タイトルもこの広告もインパクトありすぎね◎
"Extremely Loud and Incredibly Close" trailer
9.11で父親を亡くした11歳の少年オスカーが、父親のクローゼットにあった花瓶の中の「black」と書かれた袋に入った鍵を見つけたところからストーリーが展開されていきます。 彼は「black」という姓を持つ人を訪ねるためにニューヨーク中を駆け回り、埋められない心の傷と孤独感と葛藤しながら沢山の人々に出会い 普遍的な愛に触れるヒューマンドラマです。
監督は、「リトルダンサー」「めぐりあう時間たち」「愛を読む人」を手がけたスティーブン・ダルドリー。
人物の、虚しく寂しい心情や雰囲気を映像で表現する事において完璧だと思います。
映像が暗いわけではなく、アングルや音、シーンの切り替わりの間の取り方などが上手過ぎて、作品にどっぷりと浸かれます。
街中の音が急に大きくなったり、NYの街並を ミニチュア模型の様に写す撮影法によって、主人公の不安と空虚、孤独感に共感する事ができました。

この作品を見終えたら、「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」というタイトルの意味がなんとなく分かってきます:)
なにより主人公を演じたThomas Hornの名演技に感動して、終始釘付けでした。ゲイになりそうな美しさです。
このシーンが可愛い。
あと、トムハンクス演じる父親と交互にOxymoron(撞着語法)を言いあうシーンがくすくすと笑えました。

“Deafening silence”
“Living dead”
“Seriously funny” 
“Original copies”

Extremely Loud and Incredibly Close
Directed byStephen Daldry
Produced byScott Rudin
Written byEric Roth
Based onExtremely Loud and Incredibly Close by
Jonathan Safran Foer
StarringTom Hanks
Sandra Bullock
Thomas Horn
Max von Sydow
Viola Davis
John Goodman
Jeffrey Wright
Zoe Caldwell
Music byAlexandre Desplat
CinematographyChris Menges
Editing byClaire Simpson
StudioScott Rudin Productions
Warner Bros.
Distributed byWarner Bros.
Release date(s)December 25, 2011
Running time129 minutes
CountryUnited States
LanguageEnglish
Budget$40 million
Box office$45,996,115

http://en.wikipedia.org/wiki/Extremely_Loud_and_Incredibly_Close_(film)

劇場で見るときはハンカチ絶対です:)


4.3.12

「ヒューゴの不思議な発明 [HUGO]」#37

1日は映画の日なので 3月1日に「ヒューゴ」と「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」を観てきました。
まずは「ヒューゴ」の記事から書きます*

スコセッシ監督が手がけた初ファンタジーフィルム!
スコセッシ監督はわたしの大好きな監督の1人なので、ファンタジーは普段はあまり映画館でみる気にはならないのですが、迷わず公開初日に行ってきました:)
すごくすごく面白くて、大満足です!
是非劇場で観て欲しいです!
私は2Dで観ましたが、ファンタジーは殆ど3D上映の時代ですので3Dでも面白いんだろうなと思います。

"HUGO"trailer
舞台は30年代フランス。
パリのリヨン駅に暮らし時計のネジを巻く孤児の主人公ヒューゴが、駅内のおもちゃ屋の主人に大切なメモ帳を取り上げられるところから物語が展開していきます。
そこで出会った少女イザベルとメモ帳を取り返すために始まった冒険から暴かれてゆく"過去の秘密"。解き明かされていく謎と様々な人間模様が美しく描かれた作品です。
ヒューゴが時計台の中を移動するシーンなどの1カットがとても長くて、臨場感があってゾクゾク興奮しました。
ネタバレしたくないのでこれ以上は言いませんがもうとにかく内容が感動しました。

ファンタジー映画の殆どは謎を探究するもので、権力を振るおうとする悪者が出て来て戦って..みたいなストーリー展開が多いですが、この作品は私のそんな先入観を見事に覆してくれました。
老若男女問わず愛される作品だと思います。

またキャストも良いのです。
主人公ヒューゴを演じたのは「リトルランボーズ」にも出演しているエイサ・バターフィールド。
もの寂しげな目をしていて、独特な存在感がある少年で 魅力的です。今後の活躍が楽しみ!

少女イザベルを演じたのは、「500日のサマー」や「キックアス」に出演しているクロエ・モレッツ。
彼女は小さい時からおませな役が多いですが、それもそのはず本当に色っぽいし演技が上手すぎ。
この作品で完璧なブリティッシュアクセントを披露していますが、彼女はアメリカ人!
度肝を抜かれました。
シェイクスピアを何度も観て習得したんだとか。(↓アクセントについてのクロエのインタ)

おもちゃ屋の主人を演じたのは「シンドラーのリスト」やスコセッシのサスペンス作品「シャッターアイランド」に出演しているベン・キングズレー。
あとは、ヒューゴの父親役にジュードロウという なんとも贅沢な配役!

そしてなんとこの作品にスコセッシがカメオ出演をしています。
ホントに一瞬の出演でしたが、
「あれ?!いまスコセッシいた?!よね?!かわいっ!」
てなって その後1分くらい 愛らしいスコセッシに気持ちが行ってしまいました。笑

ドキュメンタリー撮っても、アクション撮っても、サスペンス撮っても、ファンタジー撮っても何撮っても観客を楽しませようという思いがこもっているな、とつくづく感じて スコセッシますます好きになりました。


Hugo
Directed byMartin Scorsese
Produced byGraham King
Timothy Headington
Martin Scorsese
Johnny Depp
Screenplay byJohn Logan
Based onThe Invention of Hugo Cabret by
Brian Selznick
StarringAsa Butterfield
Ben Kingsley
Chloë Grace Moretz
Sacha Baron Cohen
Richard Griffiths
Frances de la Tour
Ray Winstone
Emily Mortimer
Jude Law
Christopher Lee
Music byHoward Shore
CinematographyRobert Richardson
Editing byThelma Schoonmaker
StudioGK Films
Infinitum Nihil
Distributed byParamount Pictures
Release date(s)November 23, 2011[1]
Running time128 minutes
CountryUnited States
LanguageEnglish
Budget$150-170 million
Box office$154,745,804
http://en.wikipedia.org/wiki/Hugo_(film)

かなりオススメなのでぜひ!

thank you for your reading. xx

28.2.12

hello 21!

finally!
先日20日に21歳の誕生日を迎えました!yay!

とても素敵な誕生日でした。お祝いのお言葉くださった方々ありがとうございます♡


暇さえあれば映画館かCD屋に行くわたしなので
昔から勉強が出来ないのは、それらのせいだと思いますが、わたしから映画鑑賞を取ることは断食と同じ事なので 今年も沢山沢山観て、元気な1年を過ごします。

このブログは自己満でやっておりますが、時々チェックしてくれると とても嬉しいです:)
21歳もよろしくお願いします*

18.2.12

『アントワーヌ・ドワネルの冒険』シリーズ! 「あこがれ [Les Mistons]」#31「大人は判ってくれない [Les Quatre cents coups]」#32「二十歳の恋 [L'Amour à vingt ans]」#33「夜霧の恋人たち[Baisers volés]」#34「家庭 [Domicile conjugal]」#35 「逃げる恋 [L'Amour en fuite]」#36

ヌーヴェルヴァーグは、この時代に見ても斬新で魅力を感じます。

そのなかでも特にトリュフォーの描く喜劇的恋物語シリーズは好きなので、どどっと紹介します*

「あこがれ [Les Mistons]」

1958年の短編映画。あこがれの的であるマドンナとその恋人に興味津々で付け回す子どもたちのチャーミングなショートフィルム。
ストーリーの展開はないけれど、美しいマドンナと、鬱陶しさと可愛さ両面を持つ やんちゃな少年達によって くすくす笑えます:)

Les Mistons
Directed byFrançois Truffaut
Written byFrançois Truffaut
StarringGérard Blain
Bernadette Lafont
Michel François
Release date(s)6 November 1958
Running time23 minutes
LanguageFrench


「大人は判ってくれない [Les Quatre cents coups]」
ジャン=ピエールレオ シリーズを一挙紹介!
これをみてトリュフォーすき!ってなって一気に見ました:)
この作品はトリュフォー自身の幼少期を描いているとも言われているだけあって、ストーリーの展開が沢山あるわけでもなくひたすらに1人の少年の行動を現実的に描いているので入り込めました。
”映画らしい”おとぎ話のような事は起こらずに、悪い事をしたらこてんぱんに叱られる。
子どものするとっぴょうしもない事を許す寛容な大人が現実社会にいるはずもなく、そこを正直にありのまま描いてあります。
それでいて トリュフォーのユーモアがちょこちょこと入っているのが彼の作品の魅力だと思います:)
この映画に出て来るこのドラム缶の乗り物 乗ってみたいです。

The 400 Blows
Directed byFrançois Truffaut
Produced byFrançois Truffaut
Written byFrançois Truffaut
Marcel Moussy
StarringJean-Pierre Léaud
Claire Maurier
Albert Rémy
Guy Decomble
Music byJean Constantin
CinematographyHenri Decaë
Editing byMarie-Josèphe Yoyotte
Distributed byCocinor
Release date(s)France:
4 May 1959
United States:
16 November 1959
Running time99 minutes
CountryFrance
LanguageFrench

http://en.wikipedia.org/wiki/The_400_Blows

台詞が殆どアドリブという中 見事に主人公を演じたジャン=ピエールレオは、この作品の出演をきっかけに才能が高く評価され、映画界に名を残します。

「二十歳の恋 [L'Amour à vingt ans]」
この作品は、「大人は判ってくれない」の主人公アントワーヌが20歳になった時の話。
つまりトリュフォーの二十歳の時の淡く切ない恋の物語です。出演は、もちろんジャン=ピエールレオ。
この女の子コレットが綺麗なのですが、アントワーヌを転がす転がす。アントワーヌは彼女の家の向かいに越すほど彼女に愛情を送りますが、コレットは彼に構いません。可哀想だけれど、必死なアントワーヌに笑えます。
トリュフォーは「こんな失恋話さえ 映画にしてしまえば立ち直れる」と楽観的な発言をして、自分の切ない過去をユーモアを交えて描くという彼のスタイルに影響を受けた映画監督も多いそうです。これぞ、NEW WAVE!

Antoine and Colette

Directed byFrançois Truffaut
Written byFrançois Truffaut
StarringJean-Pierre Léaud
Marie-France Pisier
Patrick Auffay
Release date(s)July, 1962
Running time32min.
CountryFrance
LanguageFrench

http://en.wikipedia.org/wiki/Antoine_and_Colette


「夜霧の恋人たち[Baisers volés]」
この作品はアントワーヌのハートウォーミングラブ・コメディ。
喜劇的要素が殆どで、アントワーヌの言動の滑稽さと、シーンの切り替えの早さに付いて行くのが面白いです。クリスティーヌという純粋で上品な女性と出会いますがこの女の人がまた可愛い。


大好きな朝食のシーン。
日本語字幕がないのが悔しいけれど、それでもステキ♡
Stolen Kisses
Directed byFrançois Truffaut
Produced byFrançois Truffaut
Marcel Berbert
Written byFrançois Truffaut
Claude de Givray
Bernard Revon
StarringJean-Pierre Léaud
Claude Jade
Delphine Seyrig
Music byAntoine Duhamel
CinematographyDenys Clerval
Editing byAgnès Guillemot
Release date(s)14 August 1968(Avignon)
4 September 1968
Running time90 minutes
CountryFrance
LanguageFrench

http://en.wikipedia.org/wiki/Stolen_Kisses

「家庭 [Domicile conjugal]」
「夜霧の恋人たち」まで見てしまったらこれを見逃すわけにはいかないです。
やっと素敵な女性に出会って結婚したアントワーヌでしたが(さすがフランス人男性!)ちょこちょこ浮気をします。これも大分ラブコメディで、とても面白いです。
とくにこの回で一番の問題となるのは日本人のキョウコという女性との浮気。
おっちょこちょいなアントワーヌが隠し通せるわけもなく、クリスティーヌにすぐにバレてしまいます。
そこで傷ついたクリスティーヌがアントワーヌの帰りを待っている時のシーンがこれ。
突っ込みどころ満載でくすくすと笑えます。

そして印象的だったシーンは、キョウコがアントワーヌに「勝手にしやがれ」と日本語で書いたメモを渡すところ。日本人のヌーベルバーグ好きの観客にしか分からない トリュフォーのユーモアに感動しました。

Bed and Board
Directed byFrançois Truffaut
Produced byFrançois Truffaut
Marcel Berbert
Written byFrançois Truffaut
StarringJean-Pierre Léaud
Claude Jade
Hiroko Berghauer
Daniel Ceccaldi
Claire Duhamel
Release date(s)9 September 1970 (France)
21 December 1971 (NYC, USA)
8 July 1971 (UK)
Running time100 min
CountryFrance
LanguageFrench

http://en.wikipedia.org/wiki/Bed_and_Board_(1970_film)

「逃げる恋 [L'Amour en fuite]」
シリーズ最終章/総集編となったこの作品。沢山の回想シーンと共に物語が描かれています。
これはもう内容よりも 俳優ジャン=ピエールレオとトリュフォー監督タッグのヒストリーフィルムを見ているような温かい気持ちになりました。

Love on the Run
Directed byFrançois Truffaut
Produced byFrançois Truffaut
Written byFrançois Truffaut
Marcel Moussy
StarringJean-Pierre Léaud
Claude Jade
Marie-France Pisier
Dorothée
Dani
Music byGeorges Delerue
CinematographyNéstor Almendros
Release date(s)24 January 1979(France)
6 April 1979 (US)
June 1980 (UK)
Running time94 minutes
CountryFrance
LanguageFrench

http://en.wikipedia.org/wiki/Love_on_the_Run_(1979_film)

20年の歴史がシリーズとなっているって 凄いとしか言いようがないです。
そのシリーズ作品がDVD化されたものをパッと手にして観て、時代を超えてトリュフォー作品に魅了された私がブログをタラタラと書いている、と考えると 時間軸が交差している錯覚に陥ります。

長々と書きましたが、
もし読んでくれている人がいたら感謝感激です。
thank you for reading my long long article:)

love xx

11.2.12

「KIDS」#30

これは2年前ロンドンで友達と観て ショッキングだった映画の一つ。
ガスヴァンサントは製作総指揮として携わっています。

"KIDS"trailer
平凡な日常に退屈し、社会に対する反発や好奇心から”キッド達”が手を染め悲劇を招く ドラッグ、セックス、暴力がリアルに描かれた作品。
濃厚なキスシーンから始まるこの作品、最初から最後まで過激すぎて、当時18歳だった私は見終わった後どっと疲れて しばらく悶々としました。
この作品で監督を務めたラリークラークは写真家であるため、映像が綺麗で 撮り方へ彼の細かいこだわりが観ていて解るほど、1カットが美しいです。
でも内容と俳優の演技がリアルすぎて、ドキュメンタリーを観ているような衝撃でした。
この作品で女優デビューを果たしたクロエ・セヴィニー。
過ちが取り返しのつかない悲劇を招き、憎悪、悲しみ、絶望感を抱えながら避けられない現実を生きて行く若者を見事に演じています。
この映画は、若者達が非行を繰り返しているシーンばかりで、どこにも”ドラッグはいけない””避妊はしなくてはいけない”ということは言っていないですが、これを観れば 誰もがこの作品のメッセージが脳に刻み込まれるはず。

たまにはこういった人間臭くどろっとした作品を観て、現実に目を向けるのも必要だなと思わせられます。

Kids

French theatrical release poster
Directed byLarry Clark
Produced byChristine Vachon
Gus Van Sant
Cary Woods
Cathy Konrad
Written byLarry Clark
Harmony Korine
StarringLeo Fitzpatrick
Justin Pierce
Chloë Sevigny
Rosario Dawson
Music byLou Barlow
CinematographyEric Edwards
Editing byChristopher Tellefsen
Distributed byTrimark Pictures (Theatrical)
Lionsgate (DVD)
Release date(s)July 28, 1995
Running time91 minutes
CountryUnited States
LanguageEnglish
Budget$1.5 million[1]
Box office$7,412,216[1]

http://en.wikipedia.org/wiki/Kids_(film)

最後に現在のチャーミングなクロエ*

thank you for reading!
time to bed! good night. xx