19.2.13

『ルビー・スパークス/Ruby Sparks』#45

今日は久々のんびりなのでブログします。

最近面白いラブストーリーに立て続けに出会ったせいか、このジャンルばかり観ています*
中でもこの間試写会で観たルビー・スパークス、好きだったので書きます。


"RUBY SPARKS" trailer
story
スランプに陥った小説家カルヴィンが、セラピストのすすめでラブストーリーを書き始めるところからストーリーが始まります。ある日、そのラブストーリーのヒロインである”ルビー”が、カルヴィンの目の前に突如現れ、意外な展開へと発展して行く温かく切ないロマンティックラブコメディ。

監督は『リトル・ミス・サンシャイン』のジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス!
澄んだ空気に光とオブジェクトが浮かんでいるような、ピュアで優しい映像に終始癒されていました*
調べて納得したのですが、ミュージックPVの監督も務めているようで、音楽的な映像表現がもうかなり好み!
REM、Travis、レッチリ、スマパン等のPVを手掛けているので、その中から音楽も含め好みのREM,Travis,Beckのを載せます。

R.E.M. "tongue"
Travis "Sing"



Beck "The New Pollution"これは彼らがプロデュースしたPV。一番好き

Smashing Pumpkins "tonight tonight" ジョルジュ・メリエスの「月世界旅行」のパロディーフィルムにも見えるこのPV:)


話は映画に戻って、
『ルビー・スパークス』について調べておったまげたのは、この作品の脚本・製作総指揮が、ルビーを演じたゾーイ・カザンだということ!
可愛くてスマートで羨ましい限り!
この作品はゾーイの可愛さ全開です。
あとこのカルヴィンを演じたポール・ダノのギークさもたまらなく好きです。
しかもプライベートでもこのふたりはカップルだっていうから、映画観ながらどきどきしました。
幸せな気分になる作品なので是非っ!


Directed byJonathan Dayton
Valerie Faris
Produced byAlbert Berger
Bart Lipton
Ron Yerxa
Written byZoe Kazan
StarringPaul Dano
Zoe Kazan
Annette Bening
Antonio Banderas
Steve Coogan
Elliott Gould
Chris Messina
Music byNick Urata
CinematographyMatthew Libatique
Editing byPamela Martin
StudioBona Fide Productions
Distributed byFox Searchlight Pictures
Release date(s)
  • July 25, 2012
Running time104 minutes
CountryUnited States
LanguageEnglish
French
from wiki





13.2.13

『世界にひとつのプレイブック [Silver Linings Playbook]』#44

先程試写会で観て来ましたー!
公開前からこれはトレイラー気になっていたので観れて今凄くいい気分*なので勢いでブログ:)

『世界にひとつのプレイブック』trailer
この映画は、マシュー・クイックの小説『Silver Linings Playbook』がもとです。
ここでストーリーをざっと。
妻の浮気が原因で躁鬱病が発覚し精神病院を退院したパット(Bradley Cooper)が、妻と復縁するために奮闘するところからストーリーが始まります。妻から接近禁止令を出されているパットは、ある日夫を亡くした風変わりな女性(Jennifer Lawrence)と出会い、躁鬱を繰り返しながらも自分の居場所とあるべき姿に気付かされて行くというヒューマンドラマ。

メンタルを扱っているので一見重そうな内容ですが、この作品自体がメンタルヘルスセラピーになるような、観客を元気にしてくれる映画です!
作品の中で飛び交っていた言葉”EXCELSIOR”は、ラテン語から来ていて字幕では”より高く”と訳されていて、これこそこの作品の主題でありポジティブであることと自分を認めることがどれだけ自分を成長・前進させるかを、教えられました。
こんなにメッセージ性のつよい映画なのに全く説教じみていなくて、現実的な視点から描かれています!
これは、本年2013年度アカデミー賞で監督賞・脚色賞・作品賞でノミネートされているのも納得です。(他5部門)
監督は「the Fighter(2010)」や「Heart Huckabees (2004)」などを手掛けたデヴィッド・O・ラッセル監督。
この作品、カメラワークが印象的でした。緊迫した雰囲気や何かを予感させるような撮り方によって、説教がましくなくストーリーテリングがキマっていました。

あとはなんといってもキャストがいいの!主人公の実力派俳優2人に加え、それを取り巻くキャストが豪華だしキャスティング完璧です。

ブラッドリー・クーパー、ジェニファー・ローレンス、
ロバート・デ・ニーロ、ジャッキー・ウィーヴァー、クリス・タッカー!
彼らの名演技を観れただけでもこの映画に満足です。
ジュリア・スタイルズがちょい役なのにも驚きました笑
とにかくストーリーとキャストが好みでした!ここ最近見た映画でダントツⅠ位:)

2月22日から公開!http://playbook.gaga.ne.jp/
あとは25日のアカデミー賞にも注目ですね*

Directed byDavid O. Russell
Produced byBruce Cohen
Donna Gigliotti
Executive:
Jonathan Gordon
George Parra
Screenplay byDavid O. Russell
Based onThe Silver Linings Playbook by
Matthew Quick
StarringBradley Cooper
Jennifer Lawrence
Robert De Niro
Jacki Weaver
Chris Tucker
Anupam Kher
Music byDanny Elfman[1]
CinematographyMasanobu Takayanagi
Editing byJay Cassidy
Crispin Struthers
StudioThe Weinstein Company
Mirage Enterprises
Distributed byThe Weinstein Company
Release date(s)
  • September 8, 2012(TIFF)
  • November 16, 2012(United States)
Running time122 minutes[2]
CountryUnited States
LanguageEnglish

thank you for reading!
xx

30.1.13

「ザ・フューチャー[The Future]」#43

finally i watched this film called "The Future" at Image Forum!

”The Future” trailer
交際4年で平凡な同棲生活をしているカップル(ソフィーとジェイソン)が、ケガを負った1匹の猫パウパウとの出会いをきっかけに、それぞれ行動を起こし、変化していくカップルの心情を描いたヒューマンラブストーリー。

この作品は大分前にトレーラーで知っていて気になっていたので、やっと見れて満足です!
とにかく映像が綺麗でした!始まり方から好みで、なにか単体のモノを、空間を使って美しく画面に映し出している感じが、最高にお洒落でぞくぞくしました。これはフィリップ・ガレルの作品の中にもよく見られる撮り方で、椅子の脚や床、なにかの角など、人が無意識に見る目線を捉えているように思います、すごくクールで好きです。
監督・脚本・主演を務めたミランダ・ジュライ!
調べてみたら、コンテンポラリーアートをやっているという記事を見つけ、納得です。
シンプルでピュアさとポップさがある映像の中に複雑なメッセージが隠されているこの映像美はコンテンポラリーアート以外の何者でもないです。
どこを取っても絵になりますこの映画。
ストーリー展開も自然で、理想的な美しい映像とは反対に、退屈な日常や変わりゆく心情の変化、身勝手さが招く孤独など現実的な視点で描かれているのが良かったです:)

↓このパウパウの脚はかなり笑えました*
ユーモアがフレンチっぽくて(少しブラック)面白いの。
観おわったら部屋でコーヒー飲みながら読書したい気分になるよなゆっくりとした作品です*

Directed byMiranda July
Produced byGina Kwon
Roman Paul
Gerhard Meixner
Written byMiranda July
StarringMiranda July
Hamish Linklater
Music byJon Brion
CinematographyNikolai von Graevenitz
Editing byAndrew Bird
StudioThe Match Factory
Medienboard Berlin-Brandenburg
Distributed byRoadside Attractions (US)
Alamode Film(Germany)
Release date(s)
Running time90 minutes[1]
CountryGermany
United States
LanguageEnglish
from http://en.wikipedia.org/wiki/The_Future_(film)

イメフォで公開中なので是非!

thank you for reading!
have a good night!
X

2.1.13

2013!「Les Miserables」Ⅱ

Happy New Year!!
明けましておめでとうございます!
2013年こんにちは。

2013年初映画は2度目のレミゼでした♥
感想などは12月30日の記事→レ・ミゼラブル/Les Miserablesに書いています。

ここでは、キャストについてのリンクもろもろ貼付けておきます。

まずこの記事を書きながら私の後ろで流れているのサントラの紹介:)
本来ミュージカル映画は歌が別録音のものが殆どですが、この作品はとにかくトムフーパーの「舞台を忠実に再現した、”ザ!ミュージカル!”映画にしたい」というハートに基づいているため全てが同録で行われています。
そのため、収録は各シーン10〜15回にわたって行われていたそう。その詳細もこのサントラの中の紙でキャメロン・マッキントッシュによって語られています。
役者の息継ぎなどがそのまま演技・歌と共に私たちの耳に届いているのは、舞台の迫力を重視した彼らのこだわり!
ですのでこのサントラ、映画の中でマイクロフォンに録音された声がそのままCDになっているので、この作品のキャストの歌声を気に入った人は買うべき!
あと、ジャン・バルジャンがコゼットを迎えて馬車の中で歌った「SUDDENLY」はこの映画のために作られた曲だそうで、これもサントラに入っています:)
耳で、映画「Les Miserables」を鑑賞して泣きましょう。

続いて、気になったキャストについて少し調べたので書きます。
ハリウッド面子で固められたキャスティングの中、美しい歌声・実力で役を勝ち取った俳優陣を紹介*

マリウスの親友アンジョルラス役を演じたアーロン・トヴェイト(Aaron Tveit)
彼はアメリカ人なのね!ブリティッシュアクセント完璧すぎててっきりイギリス人と思った。アンハサウェイもそうだけど:)
彼の歌声と力強い演技は、「Rent」や「Catch Me If You Can」、「Hair Spray」でブロードウェイデビューなどの舞台での実力と実績による賜物でした。

次に、マリウスに密かに想いを寄せるエポニーヌ役を演じたサマンサ・バークス(Samantha Barks)
彼女の歌った「ON MY OWN」は切なくて泣かされた人も多いはず。
彼女は舞台レミゼファンも認める役者。というのも、舞台で映画同様エポニーヌ役を演じているのです。しかし、実績と実力があっても苦労したというサマンサが語る本作のキャスティングの裏側について、ELLEのインタを見つけたので読んでみて下さい。ジーンとします。
ELLE interviews with Samantha Barks

次に、ストリートキッズのガブローシュ役を演じた子役ダニエル・ハトルストーン。
彼の演技と役柄の存在は衝撃的でした。
彼は舞台「Oliver」のドジャー役を演じている舞台俳優。
納得の演技力と歌唱力で何度も泣かされました。
下のインタビューで、「舞台は一発勝負だけど、映画は何度も撮れるから良い」と言っていますが、ここが舞台出身の俳優が強い理由だなとしみじみ。


次にリトルコゼットを演じたイザベラ・アレン(Isabella Allen)。
この作品観た人は、彼女の透明感のある外見にイノセントな歌声に魅了されたはず:)勿論私もその1人です。
彼女は、学校の学芸会で歌っているところを演劇学校の人にスカウトされ、レミゼのオーディションを受けるように言われたんだとか。
貰った役では、彼女の両親はエキストラか何かかと思っていたが、シューティングの時に準主役級だったと驚いたらしい。
そんなシンデレラストーリーの記事もここに載せておきます。→イザベラ・アレン interview


以上!しばらくレミゼの余韻に浸りたいと思います。
長々と書いてしまいましたが、読んでくれた方いらしたらありがとうございます。
では!すてきな1日を!

thank you for reading!
have a lovely day! xx


31.12.12

LAST DAY OF 2012♥

2012年も今日で最後ですね遂に*

今年は学業に専念した時間が多かったからか、長く感じたよ。
自分の将来に関係する動きが大きくあったし、アルバイトも新しくなって、いっぱい喜怒哀楽した充実の1年でした:)

特に夏楽しかった!
福島に行って素敵な出会いをしたし、
ライヴのお手伝いも何度かさせてもらって、貴重な体験が出来ました♥
それと、サマソニは今年はPassion Pit目当てで行って、期待以上によかったよ。
あと、フジに行けたのは本当に満足!なんと7年振り!勿論お目当てはThe Stone Roses!kooksもよかったよ。
あとは、9月母の誕生日に2人で台湾に行ったのも幸せな思い出!

今年は舞台も結構観に行かせてもらいました。
舞台は映画とは違って、役者さんの台詞と魂と熱が真っ正面から突き刺さってくる感じで、とてもロックでカッコいいね!と毎回感銘受けてました:)

あとはなんといっても映画!映画!
お買い物や飲み会とかたまーにしか行かないのにバイト代が溜まらないのは、こいつのせいです、映画さん。
今年も2012年劇場で観た映画ランキングトップ5と、DVD&劇場で観た映画のタイトルずらっと書きます。

1.レ・ミゼラブル
2.わたしたちの宣戦布告
3.Hugo
4.最強のふたり
5.果てなき路

●劇場で観た映画●
HUGO
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
ヘルプ
Artist
少年と自転車
男はつらいよー柴又より愛を込めて
Mott the Hoople
Doors/まぼろしの世界(カムバック上映)
ジョンレノンニューヨーク
ミッドナイト・イン・パリ
人生はビギナーズ
アヴェンジャーズ
ヤングアダルト
愛の残像
イラン式料理本
ヘルタースケルター
メリエス・ジョルジュの素晴らしき映画魔術
PASSION(濱口竜介監督/カムバック上映)
最強のふたり
わたしたちの宣戦布告
果てなき路
Mirror Mirror
One Day
恋のロンドン狂騒曲
Ruby Sparks
サイド・バイ・サイド
レ・ミゼラブル

●DVDで観た映画●
ひかりのまち
夏休みのレモネード
Me and Orson Welles
幸せの始まりは
ミルドレット・ピアース
ラジオデイズ
アパートの鍵かします
モンターニュ通りのカフェ
禁じられた遊び
ロリータ
奇跡のシンフォニー
悲しみよこんにちは
二十歳の恋
夜霧の恋人たち
家庭
隣の女
突然炎のごとく
シルビアのいる街で
Direction9
ダージリン急行
スキと言えるまでの恋愛猶予
イエスマン
ノルウェーの森
ヴェニスの商人
ペリクリーズ
ニューヨークニューヨーク
小さな泥棒
Blue
ぼくの妻はシャルロットゲンズブール
My Best Friend's Girl
ニューヨークストーリー
スプーン
フレンチな幸せの見つけ方
なまいきシャルロット
メルシーラヴィ
スローガン
ニコアイコン
愛の始まり
バッファロー66
私のイタリア映画旅行
アリスの恋
King Of Comedy
13 Love 30
I am not there
きみがぼくを見つけた日
男と女の不都合な真実
恋人たちの予感
男が女を愛する時
Hang up
I.Q.
フレンチキス
プレデュードトゥーキス
Land of Woman
Kate and Leopold
恋におぼれて
シティーオブエンジェル
私だけのハッピーエンディング
ジュリエットからの手紙
オールアバウトスティーヴラストソング
ニキータ
マリリンの7日間の恋
Mr.ロンリー
アニーリーヴォヴィッツ
キャンディー
モーヴァン
あなたのために
ゲットスマート
ウェディングシンガー
四角い関係
The Other Side Of Heaven
ウェイトレス
プライベートベンジャミン
夜更かし羊が寝る前に
ゲットスマート
ラブアンドドラッグ
Blue Valentine
偶然の恋人
恋に落ちたシェイクスピア
グラントリノ
パンナム
卒業
アンティゴネ
アニーホール
デンジャラスメソッド
戦艦ポチョムキン
マラソンマン
大統領の陰謀
タンタンの大冒険
Dead Man Walking
マイフレンドウェディング
アメリカンスイート
Duplex
ジェインオースティンの読書会
オースティン
サイドウェイ
恋のから騒ぎ
恋の骨折り損
セリーヌとジュリーは舟で行く
Island
私を離さないで
パーフェクトストーム
レイチェルの結婚
インテリア
カンタティモール
アンジップト
ルアヴールの靴磨き
くたばれハリウッド

あとは思い出せないけど、今年は沢山ラブストーリーみたよ:)

来年も沢山映画みて、ブログしようと思うのでよろしくお願いします。

良いお年を!!



30.12.12

「レ・ミゼラブル[Les Miserables]」#42

Finallyy!!! i saw this film today yaaay

遂に観て来ました、レ・ミゼラブル!!泣いて泣いて泣きまくりました。劇場出る時にはスッピンになっていました。
また年明けに観に行こうと思っています:)

率直な感想は、ヒュー・ジャックマンの演技と歌唱力にショックを受けたのと、トム・フーパーのレミゼの描き方は期待を上回っていました。
あの完璧なまでの臨場感あふれる映像と音楽とキャスティング!
終始鳥肌立っていて、中盤から涙腺をトム・フーパー監督に破壊されました。
私はミュージカル映画でよく”中だるみ”というものを体験するのですが、この作品では一切なく全てが情熱的で、舞台を観ているような迫力でした。
トム・フーパーの作品は、「英国王のスピーチ」でもそうですが、人物を正面から捉えるカメラワークが多いなと思います。

私たち観客がスクリーンに釘付けになり、登場人物に感情移入して完全にストーリーに入り込む事が出来るのは、彼が何を伝えたいかという事が明確で、それをカメラが捉えようとした時の対象物のアングルが正面で近距離であるからなのかも、なんて考えました。

またこのラッセル・クロウ演じる警察も適役でした。

ここで余談ですが、私と「レ・ミゼラブル」の思い出を。
初めて「レ・ミゼラブル」に触れたのが小学校3年の夏。家族でパリへ行った際舞台を観に行きました。今でも鮮明に覚えていますが、2階席の1番前の席で今日のように終始鳥肌を立てて感動しました。
ジャンバルジャンがパンを取って逃げ回るシーンで、舞台上の床が一部回転し衝撃を受けたのと、フランス革命のシーンでの発砲の音が大きくて本気で怖かったという記憶が強く残ってます。あとは、公演中に兄が隣ですやすや眠っていた事と、ぐらぐらしていた自分の乳歯が抜けた事も印象深くのこってます。笑
この頃書いた日記にも感動したと書いてあります。

文章ばか丸出し。笑

今日観たトムフーパーの「レ・ミゼラブル」は今年一番の作品です。(つい昨日まで「わたしたちの宣戦布告」が一位でしたが☻)
感動したと同時に、自分の普段の行いを見直し、当たり前の事に感謝しようという思いが湧き出て来ました。
この作品については多く語りません。とりあえず観てください:)

最後に、
週6で歌のレッスン、プライベートでは殆ど喋らないようにし、ホットレモンウォーターのみで減量に励んだというヒュージャックマンのインタヴューと、
彼が司会を務めた2009年度アカデミー賞で、衝撃を受けたアン・ハサウェイとのパフォーマンスを載せます:)

thanks for reading!

have a good new years eve!! xxx

27.12.12

「わたしたちの宣戦布告[La Guerre est declaree]」#41

ご無沙汰です。
レイジーな私、またまた更新を怠っていました。
今年も残りわずかですね!クリスマスも終わり落ち着いたので、今年劇場で観た1番好きな作品の紹介します。

「わたしたちの宣戦布告」trailer
内容をざっと。
クラブで運命の出会いを果たし、出産を経て幸せな家庭を築きつつあった2人のカップルが、突如発覚した息子のガンと闘うというヒューマンドラマ。
一見どこにでもありそうな映画のストーリーですが、”息子のガン”という重いテーマをただ悲劇的に描くのではなく、ポップな映像と音楽で喜劇的に描かれています。
シェイクスピアの代表作ロミオとジュリエットの名前をこの作品のカップルに当てていますが、これも悲喜劇をうまく操っている監督のユーモアがみれて面白いです。
というのもこの作品は主演2人の実話に基づいているストーリーであり、ジュリエット役のヴァレリー・ドンゼッリは、当作品の監督でもありロミオ役のジェレミー・エルカイムと共同で脚本を務めています。
この作品、ほんとうに1シーン1シーンが美しくて、セリフがなくても充分なくらい映像と音楽で構成されてると思いました:)音楽もアップテンポなもので現代的で、目新しいニューウェーヴの作品を見た感覚に陥りました!

あと、フランス映画のラブストーリーにありがちなセクシャルなシーンや不倫・裏切りなどの展開は一切なくて、2人の子どものアダムを中心に「無償の愛」がテーマになっていて、忘れがちな家族の愛情を考えさせられる素敵な作品でした。

ので、とにかくオススメです是非!

thank you for reading! xx